成年後見人のつけ方

成年後見人制度は二種類があり、「法定後見制度」と「任意後見制度」があります。法定後見人制度は既に判断能力が不十分な方の為の制度であり、任意後見制度は、まだ判断能力は十分にある方で、将来の為に備えておきたいと考える方の為の制度です。任意後見制度の場合は自らの意思で後見人契約をし、後に判断能力が低下した際にはサポートしてもらうことになります。いわば保険的制度になります。

成年後見人のつけ方は、まず申立書を準備します。必要事項を記入し、添付書類として戸籍謄本や住民票を取り寄せる必要があります。その後、成年後見制度を利用する方の住所を管轄する家庭裁判所に申立書を提出し、家庭裁判所の審理を受けます。その判断能力についての審判がなされ、結果、成年後見人に選任される人と本人に対して通知がされることになります。通知を受けてから二週間後に審判が確定し、その後、裁判所書記官から法務局へ託され、被後見人の登記がなされます。

成年後見人の候補が不在の場合、または、親族間に争いがある場合や、法的なトラブルがある場合にも、弁護士のような第三者に選任することも可能です。いずれにせよ、成年後見制度は複雑であり、親族トラブルも起こりやすい為、一度弁護士に相談されることをお勧めします。